出身校: | 岡山大学大学院 |
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出身学部学科: | 自然科学研究科 |
入社年: | 2003年 |
出身地: | 愛媛県 |
新卒か中途か: | 新卒 |
私が入社を決めた理由の一つは社長から頂いたメールでした。当時はいわゆる就職氷河期と呼ばれる時代でしたが、就職活動自体に悩んでいた私にとって本当に温かく優しい内容で、20年近く経った今もその言葉を覚えています。この社長がいる会社で働きたい、少しでも会社の力になりその先で、祖父もいた農業の世界の役に立ちたい、そう思ったことが入社を決めた理由です。
生販課で苗の受発注業務を行っています。生販課はその名の通り、生産から販売までに関わる部署です。お客様のお問い合わせから始まり、種まきや生産農場などの打ち合わせ、在庫状態の確認、出来上がった商品の出荷の手配までと業務は多岐にわたります。苗という特性上、日々状況が変わるので、適度な判断力をもつことと社内社外との円滑なコミュニケーションを心掛けています。良い苗が良い状態でお客様にお届けできた時、数千本の問い合わせに応えられた時などは、達成感と安堵の気持ちでいっぱいです。
共に働くスタッフの年齢幅の広さがこの会社の大きな魅力の一つだと思います。様々な視点を持つ仲間が周りにいるからこそ、自分次第で色々なきっかけや成長のチャンスを見つけられます。
また、年間数千万本に及ぶ苗の生産は、ちょっとした気温や湿度の違いで品質に差が出るため、高度な技術が必要です。この技術がベルグアースの強みであると同時に、それをいかに継続して発展させていくかがベルグアースにとって継続的な課題であると考えます。
生販課は受注から納品まで携わる部署である為、ベルグアースの基幹となる苗の生産情報がリアルタイムに把握出来るところです。ベルグアースには苗生産管理システムと販売管理システムの2つの運用システムがあり、これらを元にあらゆる生産指示や出荷の指示、請求書等の発行が行われます。生販課はそのどちらにも関わることが多く、お客様からの問い合わせに答えたり、社内へ各作業の指示・管理を行ったりとパイプのような役割も担っています。そのため各部門の日々の作業量や進捗、品種や価格の傾向などの情報を掴みやすくそれらを俯瞰する力を身につけられる部署だと思います。
入社時「ここは都会に比べて何もないかもしれないけれど、何もないということは【これから何かできる】という未来がたくさんあるということだ」と言われたのを覚えています。社会の情勢に合わせて社内の運用も適宜変わりますし、「今日からこうしよう」という声にぱっと応える柔軟性もベルグアースにはあります。街もずいぶん変わりました。これからも共に変わっていくでしょう。そういった「これから」の変化の中にいられることを誇りに思っています。
隙あれば本を読んでいることが多いですが、まとまった時間には体力づくりも兼ねて山や神社に出かけるようにしています。いろいろなモノを見てみたいので、たとえ裏道であっても一度も通ったことがない道を選ぼうとするタイプです。
就職活動は、過去と未来の自分に向き合う絶好の機会です。これまで出会った人や経験によって成り立っている自分に、ぜひ自信をもって取り組んで下さい。家族ややりがいなど、自分が何を大切にしたいのかという軸をしっかり持って臨むと、見えてくる景色も変わってくるはずです。
みなさんにとっても企業にとっても「一緒に働きたい」とお互いに思える出会いがあると良いですね。そのためにもぜひ色々な会社に足を運び、その目で確かめてみて欲しいと思います。