出身校: | 北海道大学水産科学研究院 |
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出身学部学科: | 海洋応用生命科学専攻 |
入社年: | 2018年 |
出身地: | 愛媛県 |
新卒か中途か: | 新卒 |
就職活動の際、これからも幸せに楽しく生きていきたいと思えば、生活の多くを占める「仕事」をある程度楽しめるものにしなければと考えていました。それを目指す上で、どんな会社や働き方が自分に合っているのだろうと考えると、「地元」「一次産業」「植物」「上向き」といった要素が大切かなと思いました。偶然にもそんな会社が愛媛県にあり、ラッキーでした。
入社してから現在まで、生産者様向けの野菜苗および農業資材の営業活動を行っております。担当エリアは福岡県を除いた九州6県と沖縄県です。商品説明、打ち合わせ、受注、生産部門との協議、生産中の経過確認、納品、納品フォロー、情報収集、説明会・展示会への参加といった業務を行い、顧客の維持・拡大に努めております。住居は愛媛にかまえておりますが、毎週月曜あるいは火曜に九州に入り、金曜あるいは土曜に愛媛に戻るという生活を送っています。
良いところ
・土地柄か業界柄か分かりませんが、本当に良い人が多いです(笑)。
・もっと大きな会社、もっと社会の役に立つ会社になるべく色々なことに挑戦しています。
・苗の生産・販売という農業および社会にとって不可欠な仕事に携わっています。
改善すべきところ
・アナログな部分もまだ多く残っています。
・組織が大きくなってきているため、自分も含め、部署間の分業と連携のバランスを維持していく工夫がもっと必要かなと思います。
一番は「沢山の人と出会い、沢山のことを学べること」だと思っています。現在は生産者様向けの商品の販売を担当しているため、相対するのは生産者、大規模生産法人の経営者、種苗店の社長、資材店の営業担当、JAの営農指導員、県試験場の研究員、各農業関連商品メーカーの担当者といった方々です。全員がそれぞれのポジションからこだわりを持って農業に取り組まれており、お会いするたびに新たな情報や刺激をいただきます。そういった意味で、農業に広く・深く関わることができる部署だと思います。
それまでは知らなかったこと、持っていなかったものを、今は知って持っているという意味では、いくつかあると思います。
・スケジュール作成力
・問題の本質に着目しようとする姿勢
・必要以上に緊張しないこと
・清も濁も受け入れようとする気持ち
ただ、どれもまだレベル1です(笑)。
家事、読書、買い物、筋トレ、バスケ、社宅の畑作業、たまに友人や家族と遊ぶという状態です。最近洗濯が辛いです。
最後は自分の「結果オーライにする力」に頼るしかないのかなと思っています。就職活動に限った事ではありませんが、何かを選択するとき、確信的な根拠を持てることは稀で、「多分これが正解だと思う」くらいの気持ちで選ぶことが普通と思います。その選択が正解だったかどうかは、後になってからでないと分かりませんし、自分がコントロールできないものに左右されることも多いです。ゆえに、ある程度の環境であれば、どこででも結果オーライにできる人間力を持つことが大切なのではと最近考えております。その人間力を身につけるための方法の一つとして、残りの学生生活にしっかり取り組むことが挙げられると思います。就職活動・勉強・研究・部活・サークル・遊び・旅行・アルバイトなど、どれか一つでも構いません。今しかできないことを精一杯楽しんでください。そこから色々学びが得られるはずです。自身を振り返って、学生時代にもっと行動して、色々挑戦すればよかったなーと思います。